女性管理職の栄光と悲惨
80年代は「女性の時代」とか、「女性管理職時代きたる」とかという言葉が、そらぞらしく聞こえる実態でした。
日本の大企業はまだまだ男性の聖域で、女性にとって管理職になる壁がいかに厚く高いかということを、まざまざと実感させられました。
数年前にNHKのある番組でこのデータが紹介されていました。
ある女性経営者は、「ついに、上場会社にも女性の管理者が登用される時代になってきたのね」と感慨にたえないふうでした。
「大会社の管理職の女性なんて、まさにゼロだったんですもの、よくここまで進出したものだわ」というのが彼女の感想です。
一般論をもてあそぶ部外者と内部の事情に詳しい部内者では、一つの物事に対する評価がわかれるのがつねではありますが、女性管理者に対する評価も外からと内からでは異るものです。
あんなに課長のポストなんて数多くあるのに・・・と外からはみえても、内部の男性がしのぎを削っている実態を知れば知るほど、「よくぞ、女性が1つでも、2つでもポストを得たものだ」という感じが強くなるのでしょう。