ミュージカル・・・ストーリー
ラ・マンチャの男
一六世紀末のスペインの牢獄に、詩人のセルバンテスとその従者が新たに入れられる。
彼らは教会侮辱罪で宗教裁判にかけられることになっていた。
囚人たちに絡まれ彼らによる裁判を受けることになったセルバンテスは、即興劇で申し開きをしようと、囚人たちも参加させて『ドン・キホーテ』の物語を上演する。
1本を読みすぎて脳みそが干上がった老人キハーナは自分を中世の騎士ドン・キホーテと思い込み、従者サンチョを連れて遍歴の旅に出る。
風車を巨人と決めつけて戦いを挑んだり、安宿の下働き女アルドンサを自分の思い姫ドルネシアにしてしまったり。
しかし、やがて親戚によって狂気の世界を打ち砕かれたキハーナは死の床に着く。
そこへ、彼を慕うサンチョと、彼の気高い心に触れて変化したアルドンサがやって来る。
彼女の嘆願でキハーナは再びキホーテとなり、見果てぬ夢を追い求めながら死んでいく。
-----劇を終え、宗教裁判に向かうセルバンテスに向かい、囚人たちは〈見果てぬ夢〉を合唱する。