ミュージカル・・・その2
ラ・マンチャの男
当然、英語での演技で、観客もほとんどがアメリカ人。
英語の特訓を行い、かなりの好評を得たようだ。
この作品の第一の特長として常に挙げられるのが、小説『ドン・キホーテ』の物語を作者セルバンテスの人生と重ね合わせ、重層構造にして劇化したデール・ワッサーマンの脚本の卓抜さだ。
つまり、牢に入れられたセルバンテスが囚人相手に自作『ドン・キホーテ』を即興劇で上演するという外枠がある。
さらに、その物語自体が、老人キハーナが狂気のため騎士ドン・キホーテとして行動するという二重構造で、合わせて三重構造になっている。